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世界最大のVC、セコイア・キャピタルが投資するハードウェア・スタートアップ5社

出典:セコイア・キャピタルのウェブサイト

セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)と言えば言わずと知れた世界最大のベンチャーキャピタルだ。
シリコンバレーの父と呼ばれるドン・バレンタインらによって1972年に創設。運用額は約183兆円にのぼり、過去にはApple、Google、Oracle、CISCOといったIT業界の巨人たちに投資、近年では成長著しい中国に現地法人「セコイア・チャイナ」を設立し、積極的な投資を行っている。

日本では「人生がときめく片づけの魔法」の著者、Konmariこと近藤麻理恵氏が最大約45億円にものぼる資金調達をセコイア・キャピタルと交渉中であることが、メディアを通じて明らかになったことでも話題になった。

そんなセコイア・キャピタルが2018年に投資したハードウェア・スタートアップをピックアップしてみよう。

 

Cobalt Robotics (アメリカ)

設立:2016年 累計調達額 1650万ドル

Cobalt Roboticsは警備用の自律型ロボットを開発するスタートアップだ。
高さ1.5mのロボットの中には60を超えるセンサーとコンピューターが搭載され、AIと機械学習によるプログラムが稼働する。既にアメリカ国内の大企業でも採用されていて、人間だけではカバーできない警備をサポートするパートナーとして期待されている。

共同創業者のトラビス・デイル氏とエリック・シュランツ氏はロボット工学のエキスパートで、Googleでスマート・コンタクトレンズの開発に携わっていた。

 

Kneron(アメリカ)

出典:Kneronのウェブサイトより

設立:2015年 累計調達額:3300万ドル

台湾出身のアルバート・リウ氏が創設したKneronはIoTデバイスやロボット向けのAIソリューションを提供するスタートアップだ。
多くのAIがクラウド側での処理を前提としているのに対して、Kneronが開発するプロセッサは端末側にAIを搭載し、消費電力の低いことを強みとしている

 

Rylo(アメリカ)

設立:2015年 累計調達額:3100万ドル

Ryloは元instagramのエンジニア2人が設立したスタートアップで、208度の広角レンズ2基で360度撮影や4K動画撮影が可能なアクションカメラを開発している。
モーショントラッキングや手ブレ補正、防水機能などアクションカメラに求められる機能のほとんどを備えていて、499ドルと低価格であることが売りだ。

 

Pony.ai(アメリカ・中国)

出典:pony.aiのウェブサイトより

設立:2016年 累計調達額:2億1400万ドル

アメリカと中国に拠点を置くPony.aiは自動運転技術を開発するスタートアップだ。
創業者の二人は中国の検索エンジン最大手Baidu(百度/バイドゥ)とGoogleで自動運転車の開発に携わっていた。

2019年末を目標に自動運転レベル4相当※の車両商用化を目指している。

※限定されたエリア内において、緊急時も運転手が対応せずに自動車内のシステムが主体的に運転に責任を持って走行すること。記事初出の2019年3月時点では市販の自動車において実用化されていない。

 

Graphcore(イギリス)

出典:Graphcoreのウェブサイトより

設立:2016年 累計調達額:3億1000万ドル

GraphcoreはAI・機械学習に特化したチップ開発を行う企業で、既にシリーズDラウンドでの資金調達を済ませているメガベンチャーだ。
政府が国内のAI人材育成に1億ポンドを超える助成を行うなど、イギリスにおいてもAI技術はホットな領域だが、Graphcoreは新興のチップメーカーでも頭一つ抜けた存在感を放っている。

(文:越智岳人)

 

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